名古屋のカテドラル
姉を訪ねて名古屋に初めて行ってきました。
窓という窓をカーテンで締め切り、走る霊柩車といった感じの閉鎖空間だった
夜行バスのおかげで、到着時の太陽がとても眩しく感じました。
到着して早々、ウィル愛知という女性センターで
小出裕章先生の講演会、無料参加先着百何名というシークレットイベント的なものがあったので、
嫌々3歳児の姪っ子を連れて行ってきました。
YouTubeで見る先生と全く同じ、庶民的でかつ、心はノーブルな雰囲気をしょった先生と
地元の南山大学の生徒たちの質問がとても印象的なもので、
"原発問題をいかにして興味を持ってもらうか"というもの。
答えはありませんが、それを問題視している人たちが、
福島から遠く離れた名古屋にいることが心強かった。
参加していた大学生がオタクっぽかったのも印象的です。
どれも食べてみたくないものだらけ。
姪っ子の嫌々病が頂点に達し、これ以上街歩きができないだろうと思われたそのとき!
目の前に現れた"ネパール料理インパール"というお店に入ることに。
名古屋で一番の思い出となった、このレストラン、
あまりの美味しさに、死に物狂いで夢中になって食べたので写真はありません。
激辛指定の野菜カレーが恐ろしく美味しくて、ついでにそれほど辛くなかったので、
唐辛子を追加して食べました。
ここだけの話ですが、大須のガイドをやっている外国の方が
お忍びで食べにきているくらい美味しいお店です。
母の手作りコロッケ
母が孫に食べさせようと、得意料理のコロッケを作る。
タネを丸めたのは姪っ子、大人の手仕事にイチイチ手を出したがるのは
私譲りだろうか?将来心配・・・。
姉が食育ママなので、台所にはお目にかかったことのない食材が転がっています。
アマランサスという雑穀で、タラコソースに似たものを作ったり、
豆腐でマヨネーズを作ったり、九州の麦味噌でホワイトソースを作ったりと、
ストイックでないベジタリアンを楽しくやっているようです。
名古屋のスーパーでは聞きなれない地名の野菜が売っていたり、
見慣れない食べ物があったりと、妙に房総半島が恋しくなってしまいました。
言葉のイントネーションも一瞬"?"な言い回しも、
自分の房総訛りが異邦人に感じて、辛く感じてしまい、
NHKの昼番組、ひるどき日本列島の房総特集を見て涙するほどに!
イタリアでもナポリ以外の土地にいくと、同じような感覚に陥るので、
本当にどうしようもない性分です。
というわけで、さっさと千葉に戻ってきました。
木更津のお婆ちゃん宅の猫、日向ぼっこ中で死んでいるのではありません。
先週、ブログでお世話になっている首都圏の皆様とオフ会というのをしました。
Bluebonnetさんのお教室をお借りして、美味しいお茶とお菓子で楽しい時間をすごし、
ブログでお会いしていたせいか、なんだか懐かしい感じがしました。
良い雰囲気のお店で中華ランチをいただきましたが、
ステキな皆さんの中で、一人だけラーメンライスを注文し、
そこだけ部活動帰りの中学生して、場の雰囲気を間抜けにしてしまいました。
一人だけ、子供しててすみません・・・、そして楽しい時間を有難うございました。
久しぶりに乗った地下鉄もきれいな車内に、全く待たずに次々電車が来る様子、
とっても便利でしたが、つり革に掴って頭をぐるぐる回しながら寝ているおじさんたちを見ると、
ストレス社会の断片を見ないというわけには行きません、
皆が生活しやすい労働環境、実現しないのでしょうか?
クリスマスの朝、待ちに待った柿が熟して
ご機嫌な婆さん。
"仕事休んだら?残業は無理だって、
上の人に話して、早引けしてこい”
激動の昭和を過ごしてきたとは思えない
悪魔の言葉で、仕事の士気を台無しにする
恐ろしい90歳。
私が食べられない
庭のみかんも柿も美味しく召し上がって下さい。