今日は以前予言した通り、ゴヴィンダスでドーサを食べ、遠回りで西葛西へ食材を買いに行ったのです!
野菜で作るインド料理の店!いいね!!
13時半頃に着くと既に3組程の客がいて、昔インド旅行した思い出のあるおじさん一人とスーツ姿の大人男子二人、私の横にはインド人女性と日本人女性の二人がいました。
日印女性二人組の会話が良く聞こえるのでBGM程度に聞き流していましたが、辛くて食べられないカレーを残す日本女性と楽勝と食べるインド女性、日本の文化が好きで茶道をやっているとか、お花見がしたいとかたわいない話をしていましたが、何やら面白そうな話題が・・・
“うちの二番目の子、お昼ほとんど手を付けないって先生に言われたけど、多分その時食べたくなかっただけだと思う。子どもの食べられる献立を考えるから好物を教えてほしいなんて言うけど、家では食べてるし、そこまで心配する必要あるかな?”
”子供って肉ばかり食べたがるでしょ?バランスよく食べさせなくちゃ、これ(野菜)食べたら、こっち(肉ORデザート)もいいよって私は言ってる。”
”子どもはまだ食材の好き嫌いをする時期じゃないから、うちの子は何でも食べる、むしろ肉は食べさせないから、量を食べさせるように気をつけてる。”
この辺りで二人の間に少し気まずい空気が流れましたが、日本人女性が大人なので、上手に話題を変えていました。
・・・日印の子育てあるあるですかね?
べジ家族は学校給食はアレルギー対応的に肉なしメニューを出してもらえてるんでしょうか?私も法事や会食で食べるものの心配をしてますが、アレルギーではないので好き嫌いをしているわがままな奴扱いです。
そうしている間にシェフが焼き上げた大きなドーサのスペシャルタリー¥950が到着。
選べるドリンクは麦茶です。
これが運ばれてくるとスーツ男子二人がこちらを見ながらつぶやき始める。
”マジかよ?!”
“でかくね?あれ一人で食べるんだよね?!”
ってくらい大きなドーサです!
ポテトマサラ入りのドーサです!
初めてのドーサはほんのり甘くてクリスピーな薄い部分としっとりした厚めの部分が楽しめる、昔よく作った少し焼き過ぎたクレープのような味わい。
お腹が一杯になると警告を受けつつも美味しくて、気が付いたら半分食べ終わってました。
セット内容は上左からサラダ、日本米、トマトチャツネ、ココナッツチャツネ、下左ラッサム、ワダ、サンバル、そしてアプラムという南インドのパパド。
前回苦手な味だったサンバルも今日は辛くて美味しかった。私は辛いもの好きでカレーと言えば一番辛いレベルを頼むくらい辛いものになれているのに、これは辛い!・・・からココナッツチャツネがおいしい。
ラッサムの酸味もいい感じだけど、中から唐辛子が一本出てくる。野菜のかけらがチラホラ、沈殿しているホールスパイスが苦い。
ワダは外はさっくり、中はふわふわ、もう自分で作るのはやめようかと思う程。
ドーサの中身のポテトマサラも辛くて唐辛子が5本は出てきたろうか?
私が辛いというのだから、結構な辛さだと思う。
近くに座っていた日本人女性は残していた。
食べているとランニングに半ズボンのおっさんが店に来る。
毎日荒川を散歩するのが日課的なおっさんは見た目とは裏腹に不動産業を営んでいるらしく、お店の賄いに誘われたのか、スタッフたちと食事を始めた。
”かっら~!辛い、辛いよ、こんなの毎日食べてるの?”というのが、おっさんの第一声だった。
そばや酒のつまみに七味唐辛子を乱用しているように見えるが、そんなおっさんも辛いと叫ぶくらいここのカレーは辛いらしい。
その後、ナンをちびちび食べていたのが印象的だ。
トウガラシ以外は完食したので、会計を済ませて船堀タワーへと向かいます。
無料で展望台へ行けるってすごくないですか?
一階の一部はワクチン接種会場に使われていました。
エレベーターで7階へ、そこから展望台エレベーターに乗り換えるのですが、なんと!10月4日から年末までリニューアルのため閉鎖中とのこと。残念。
その後、スワガットインディアンバザールに行く予定ですが、時間に余裕があるので荒川を越えてみようと思います・・・な~んて野心を出したばかりにここから電車で千葉に帰るまで一度も座れませんでした。
西葛西橋だったか?
一度渡った荒川をこの橋を使って戻ります。
電車で一度西大島まで行き、そこから徒歩で戻ってきたのですが、今まで何度も電車で渡った荒川が、こんなに広くて怖い川だったことを知らずにいました。
結構な川幅があって、15分くらいかけて渡りました。
車と自転車が往来する橋の上はそよ風が吹いていて、川を見たら吸い込まれてしまうのではないかと心配、この橋を渡るまでは泳ぎたいとさえ思っていたのに。
自然の驚異を感じつつも、黄色い花を咲かせている外来種の雑草がとてもきれい。小舟が停泊している様子もイタリアの海辺を思い出してノスタルジック。
無事に江戸川区の看板が見え、少し歩いたら見覚えのある道に出たので一安心、ではスワガットインディアンバザールへ向かいます。
スワガットインディアンバザール
今回は前回購入したワダミックスの再購入とパプリカパウダー、フェンネルシード、ハルディラム社のナムキーン(スパイスが効いている袋スナック)、あとはめぼしいものがあったらと思い、お店に入ると店員さんがユーチューブでおなじみのガヤ出身お兄さんではなくオッサンでした。オーナーさん?レジのところにパソコン置いてユーチューブ鑑賞中。
奥では野球帽(読売ジャイアンツではない)を被った見るからに若いお兄さんがカシューナッツの袋詰めをしていた。とても親切で、しゃがんで商品を見ていると、その商品の箱を持ち上げて見やすいところに置いてくれたりしました。
お目当てのワダミックス
・・・品切れ中。
せめて違う会社の同じような商品はないだろうかと探すが、この店のインスタントはほとんどがこのメーカーで、代わりの商品は見当たらず、本日は何だか上手くいかない。
レジのオッサンに聞くとこのメーカーは輸入が大変で時間が掛かると言っていた。
今回はスパイスに交じってこんなのも購入。
神様ステッカー
殺戮と破壊の神カーリー、興味のある人は下のリンクからどうぞ!
もう一枚、印刷がすごいズレている。
こっちはシヴァ神かな?
周りにある仏具のようなイラストが気になる。
ステッカーは小さいものが一枚50円のようです。
この前訪問したドン・ボスコ社並の価格ですが、教皇シールと違って買ってしまってから少し後悔しています。
だって、よく見たら怖い。
レジのオッサンはファンキーでやはり話しかけてきた。
インドにはコロナで二年帰っていないとか、インドに行ったことのない私が何故これまでにインドに魅了されるのかとか、いわゆる世間話。
今回はチャイも味見しました。
このお店のチャイはカルダモンが効いていて私好みの味です。って、こんなことしてるから聞きたいことがあったのに忘れてしまった!
10月といえば、インドのお祭りディワリがあるんですよ!
今年は行われるのか聞きたかったのに。
その後、アンビカショップへ行くと、日本人のオッサンがレジにいて、ディワリについて聞いたら11月にあると言っていたが、イベント自体は顔にペイントするくらいで代々木のナマステインディアに行った方が楽しいよと言われた。
こちらのオッサンもファンキーで蔵前にあるアンビカショップにも行ってみてと言うが、新大久保は女性が一人で入っていける雰囲気ではないと言っていた。確かに、新大久保はイスラム横丁に行くとわかるあの女性一人で買い物できない国の雰囲気を感じる。
アンビカショップはサモサの冷凍食品もあるし、あまり怪しい雰囲気がないのでハードルが低い上、賞味期限が90日を切ると値引きセールの棚に置いてくれるし、歯磨き粉やシャンプー類も少しだけど扱っていてゆっくり見れるのでインド食材をちょっと見たい人にはおすすめです。
でも金額で言ったらスワガットインディアンバザールが一番安いと感じました。
カレーのレトルトも250円から揃えているので、他からしたら50~100円も安いです。
次に西葛西に行くのはディワリのときかな?
それまでワダの禁断症状が出ませんように。